水郷ツアーのはじまり

 毎年、冬季限定のツアーを、ある水辺で実施してきました。

 場所は、利根川の水郷地帯である香取(千葉県香取市)から潮来(茨城県潮来市)界隈。
 実は、1,000年以上の歴史を持つ“水の都であった”水辺です。
  東国(とうごく)と言われ、古代東海道が通っていた重要拠点が、関東平野に眠っているのです。

糸井お手製の水辺マップ。今回2020年からは木製とクリアファイルをベースにタイムトラベル

今年で10年目。糸井の水郷めぐり

 はじめて、この水辺に関わったのは、2010年。
 私が“おかしら”と呼んで慕う中川 祐二氏に、「面白い水路があるから行こう」と、カナディアンカヌーで漕いでから、「運河」という魅力に取りつかれていきました。

2010年11月、はじめての水郷地帯へ

 それから、3年後。私がアドバイザーを務めていた水辺荘の“同僚”である菅原 遼氏と一緒に軽自動車をレンタルし、SUPを積んで、再びこの水郷地帯へ。
 3年前の記憶を呼び起こしながら、手探りで漕ぎ進めていき、下見完了。

2013年暮れ。所謂、江間(エンマ)で出会った少女と

 以降、水辺荘主催のツアーで、毎年冬季限定ツアーとして実施してきた「水郷SUPツアー」も、どうやら今年で6年目だそうで…思い返すと、懐かしい

2015年1月4日から水辺荘主催でスタートした「水郷SUPツアー」

2020年も新春水郷SUPツアーからスタート

 ということで、個人的に10年目となる今年の水郷めぐりです。もちろんSUPだけでなく、シーカヤックでもご案内可能ですので、隠れた日本をみずから探しにいきましょう。

 早速、今年の新春SUPツアーを行ってきましたので、次回の水びた誌でご報告していきます。

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