はじまりは門司から

福岡からの帰り道はカヤックで

福岡でのSUP業務を終え、関東への帰路へと着くことになった私。

せっかくなので、シーカヤックで瀬戸内を東へと進むことに。
カヤックを漕げなかった半年の反動が大きいからか、最終着陸目標地点を大阪の八軒家浜へ設定

テーマ・オブ・コースタルツーリング

瀬戸内は、瀬戸内カヤック横断隊を通して、多くのことを学ぶ場となり、知人も多いという日本屈指の内海。

今回掲げるテーマは

  1. 海路あまり漕いだことない場所を選び進む
  2. 沿岸や島の知人だけでなく、沿川も通る旅路にする
  3. なるべく陸の時間を多く取り町を散策する

というもの。

瀬戸内海には、多くの河川が流入していますが、その河口部には都市が形成され、その水辺でも活動する知人が多くいます。

海にも川にも多種多様な水辺を旅することができるのが、シーカヤックの利点。瀬戸内は、コースタルツーリング(水際線をなめるように漕ぐ旅)に最適なフィールドです。

門司でリハビリ

といっても、久しくカヤックを漕いでいない私。
先日、海の上の歩き方のガイドであるコータさんに「糸井くん、漕ぎ方が初めての人みたいだったけど…」と指摘され、焦りを覚えていた訳で。

今回シーカヤックをお借りするカヌースクール九州の西胤(ニシツグ)さんが管理する「もじ少年自然の家」で、カヤックの修理、カヤックの講習を受講。

カヤックのレスキュー講習に終わらず、パドリング講習も。実はきちんと論理的なパドリング講習を習うのは初めて。
写真は、講習途中、仔スナメリの死骸と遭遇した際のもの

心もカラダもカヤックを思い出してきたようで、あとは海への“順応力”。
これは、旅先で培っていくしかないわけで…

10月26日(金)門司を出発

さて、満を持して門司を発つのですが、前夜に大きなミスをしたのです。
ちょうど、新しく市となった那珂川市の水辺メンバーと、深夜遅くまで呑んでいる最中に、Wi-Fiルーターを店に置いてきたのでした…
それを届けに、わざわざ那珂川市から門司まで遠路はるばる届けてくれた森重さんと増井さん、そして西胤さんと一緒に、焼肉ウエストで壮行会。

精をつけた私は、旅立ちの支度を翌朝から行うも、なかなかパッキングが捗らず、気づけば9時過ぎとなっていました。

2年ぶりのパッキングに2時間かけるブランクカヤッカー

ようやく終え、いざ旅立ちのとき。

もじ少年自然の家の所長である西胤さん(左)とスタッフの勝木さん(右)にエールをいただき出発

ブランクカヤッカーの航程や、いかに…

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